今日の修斗・後楽園大会では2人の新世界王者が誕生!
メインのライト級タイトルマッチでは教祖・門脇が新王者に!田村が王者になったときもそうですが、1年前では想像できない躍進振り。人間どこにチャンスが転がってるかわからないから、日々鍛錬して備えろ、といういい教訓になります。おめでとう!
またフェザーの王座決定戦では全勝対決を制し上田が戴冠!デビュー当初から期待していた選手だけにうれしい。他競技で実績がある選手が修斗で頂点に立つというケースは意外とない。アマのトップ選手であった身ながら再び1からのスタートで頂点に上り詰めた上田選手、こちらもおめでとう!素晴らしいチャンピオンになってください。
波乱は第2試合。ライト級世界ランカーで前王者・田村にKO勝ちの経験もある不死身夜がクラスBの中村に僅差ながら不覚!たしかに中村はクラスBトップグループでしたが勝ち味が遅くあと1歩、足りない試合をしていた印象があっただけにさすがに不死身夜が足元をすくわれるとは思わなかっただけに驚いてます。これをきっかけに最激戦区ライト級で突きぬけきれなかった実力派のクラスBシューターが下克上狙ってきたりして・・・・。とにかく来襲のOAが楽しみです。
世界ライト級タイトルマッチ 田村VS門脇
基本的にトータルで闘える両者だが、スタイルは打投極全分野で若干違いがある。
スタンドでは田村はムエタイスタイルで左ミドル・ローでリズムをつくる。門脇は前傾のボクシングスタイル。テイクダウンは共に差し合いからの外掛けが得意だが田村は最近タックルの頻度が高い。寝技に関しては田村は長い手足を利用したパスガードを得意としサイド・マウントを次々と奪うポジショニングのうまさを武器としており、門脇は極めの強さに定評がある(もちろんパスガードはうまい)。また共にバックを奪う技術に長けている。
すごく差をつけづらい両者だけにこの「噛み合わせ」の違いが明暗をわけるような気がします。たぶん両者打撃でのKOシーンは想像しづらいが、田村は顎に脆さがある為ダウンは十分ありうる。両者最大の武器である寝技の部分でいえば極めに関して勝る門脇有利にも見えるが、門脇は意外と寝技巧者に1本負けするケースがある。決め手という面でも形に入れば絶対的な決定率を誇る門脇スペシャルに期待がかかるが、前回のルミナ戦で鮮やかに決めてしまったことで田村は相当の警戒をしてるので今回は難しいんじゃないかな?という気が。
とにかく難しい勝負になると思う。前回の対戦時も全部は見ていないがけっこうな接戦だったと思うし。ただ田村はまだ伸びシロがある、発展途上中にいる選手だと思うが、門脇は強さの絶対値に関してはピークには達してしまった感じが私はする。今はその状態をキープして繋ぎの部分のうまさを向上させてるような。そんな面に目が行くと田村が門脇のうまさを凌ぎ切るのではないか、と感じます。
予想 ドロー
世界フェザー級王座決定戦 上田VS岡嵜
岡嵜の試合をなかなかじっくり見れてないのでなんとも言いづらい面がありますが、共に寝かせてから強いイメージがあります。フィジカルの強さ、身体捌きのうまさがあり、上を取ればねじ伏せ、下になっても返す感じ。チーム吉鷹でどのような打撃スタイルを岡嵜が身につけてきたかが、気になります。
上田はグランドで攻め立てられたというイメージがあまりないので、両者得意の展開・グランド戦になった時、上田のほうが優位な時間が多くなるような気がするのと、個人的なヨイショもあって・・・
予想 判定 上田
ライト級3回戦 日沖VSバレット
寝技は相当のレベルであろうバレットですが、総合ではそこまで特筆した結果はでていない。総合力ではかなりの差があるように感じます。打撃とパウンドで勝負はつくんじゃないでしょうか。日沖はここ勝ってリオンかこの日のタイトルマッチの勝者とやってもらわにゃ困る!
予想 KO 日沖
バンタム級3回戦 マモルVS菅原
先月の正城戦を見る限り、日本人ストライカーでマモル攻略は相当に厳しい感じがしました。左ミドルでペース握られて気がついたら後手にまわっている展開になるような。菅原はリーチがあるし前蹴りやミドルで逆にうまく距離を作る可能性もありますが、マモルはうまいですからね。この階級ではまさに百戦錬磨。接近戦でのシバき合いに付き合ってくれるとも思えない。要所要所でヒザ地獄を絡め貫禄勝ちするんじゃないでしょうか。
予想 判定 マモル
フェザー級3回戦 徹VS田中
個人的には田中の評価は高いんですけど、いかんせん試合機会に恵まれない。徹は最近勝ち星に恵まれませんが強豪ランカー相手に内容的には充実したものを見せてます。久々に慧舟會の妖怪が魅せてくれそうな予感が。
予想 スリーパー 徹
ライト級2回戦 不死身夜VS中村
中村の組みの強さは警戒ですが、スタンド力では圧倒的に不死身夜が有利。経験値でも上回る不死身夜が執拗な中村の組みを捌き切り、豪腕炸裂!と見ます。
ただ気になるのは2回戦だということ。クラスA進出の最大のチャンスである中村が気迫で徹底的なテイクダウン攻勢にいけば決定機は作れなくても10分上をとって凌ぎ切る可能性が2回戦ならありうるとは思います。
予想 KO 不死身夜
CFのカードは豪華で面白そうですが、質では修斗も負けないよ!という感じの好カードが並んでいます。個人的には注目は選手は上田でカードでは田村VS門脇。馬力とスタミナがある強豪相手に彼がどんな闘い方を見せてくれるのか興味が沸きます。
メインは静かな展開に見えて実は細かい駆け引き・凌ぎあいがあるというかつての大石VS池田のようなタイトルマッチになるんじゃないでしょうか?
サクが自前の道場をオープンしたそうで。サクほどの第一人者が遂にというかやっとというか。いい選手を育ててくれるといいですね。桜庭には引退してもいつでもファンに触れられる距離にいる、そんな存在でいてほしい。
ところでこのジムオープンのめでたい席でも相変わらず我を通しまくりのコメントを残す谷川プロデューサー。
>お祝いに駆けつけた谷川代表は、祝賀ムードに乗じて「かさぶたも9割治っていると思うので、トーナメントで優勝してもらうよう頑張ってもらいたい」と、参戦を“既定事実”であるかのように挨拶し、にこやかに桜庭を激励。
ギャグも交えながらトーナメント不参加を表明するサクだがそれでも谷川Pは・・・
>「出てもらいますよ。全部ワンマッチだと思って戦えばいいんです(笑)」と、両者の主張は平行線を見せている。
サクの不参加表明をサク1流のジョークととらえ最終的には出る、という意見もありますが、正直もうトーナメントはこりごりだって思ってるんじゃないですかね。そもそも何が何でもトーナメントという日本のマスリングの構造は狂ってるわけで。
主催者側からすれば知名度のあるサクに出てもらわにゃ!ってとこなんでしょうが・・・
でるな、でるな、迷惑かけたれ!って気分です。いつまで経ってもサク人気にあやかんなきゃ、トーナメント主義に頼んなきゃやって行けないマスリングなんかいい加減にしろ!っていういい薬になりますよ。人気者、カリスマをプロテクトして生きつなぐようなイベントなら栄えなくてけっこう!
今年も嫌な季節になってきました。花粉症なもんで。鼻は馬鹿になっちゃって鼻水止まらなくなるし、目はかゆいし顔がなんとなく腫れぼったくなったり、肌荒れもひどくなるし、喉も痛いし・・・さんざんです。
一日のほとんどが外に出っぱなしなんでまともに影響受けます。あと1ヵ月強、どれくらい踏ん張れるかなー?
本当に日本の総合界はストライカー天国になっていると思う。打撃が総合において重要な要素になっているのは分かるがなんか日本の進化のしかたはちょっと異質な感じがしてるんです。奇形種・和風ストライカースタイルの不安についてちょいと長文書いてみようかと思います。
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DREAM見ました。うーん、という感じの試合が多かったようで。最初の試合の会見の時の豪華さじゃら比べるとなかなか実際はうまくいかないもんだ、と。
川尻相当に苦しんだ感じ。マンバの身長差・リーチにものの見事にはまってしまった。寝かせればもっと楽だと思っていたのだろうけど予想以上に最後の一手までは行かせない。ポジション取りに集中しすぎたか川尻まったくパウンドがなかったのも印象が悪い。ダメージではマンバ有利かと思うが基本的に終始防御のポジションだったわけで別にスタンドで圧倒したわけじゃなく下からのコツコツ打撃でダメージって言われてもね(笑)。
2試合連続で川尻には不完全燃焼な内容だったが、これによって次の試合は勝負ど返しのしばき合いにしよう!なんて本人が思わないか?心配です。
アルバレスVSジダがベストバウトですね。最初のダウンでジダ決めにいくと思ったけど。アルバレスはアメリカンスタイルの典型なんですけど、的確さと瞬間のスピードが凄い。オフェンス力が優秀なのはわかったんで、後は守勢に回ったときにどんななのか?意外と穴は大きいんじゃないか?って気も。友人のこんたさんの名言なんですが「圧倒的なオフェンスに目を奪われると大きな穴を見逃す」、その通りだと思います。
ハンセンの勝利・内容は予想通り。朴はスタンドが主武器でテクニックで翻弄し、寝技は凌ぐスタイル。スタイル的に一番ハンセンが相性いいと思っていたら予想通り。スタンドではハンセンの圧力ある打撃は捌ききれず、テイクダウン・ポジショニングで圧倒され、極めを凌ぐのが精一杯だった。ボディ打ちが序盤から徹底できてれば・・・。朴選手のスタイルが今日本人のMMA選手で一番多いタイプだと思うけど、テクニックでは若干優位になっても外国人の圧力に試合序盤に畳み掛けられると一気にペー握られてしまう。極めかグランドでトップ取れる技術も持ち合わせないともうこのスタイルは厳しい感じがしますね。試合後進退も考えるという朴の言葉が印象的。まだ全然やれるとは思うが、上積みが今後どれくらい期待できるか?と考えればたしかに難しいか。
ハンセンは相変わらずいい!何か強豪外国人の中では1ランク下の扱いされる感じがあるけど、彼ぐらい経験面で優れどんどん自分を強化し続けてる選手はいないんじゃないですかね?今回も豪快なテイクダウン連発。かつて引き込み主体だったとは思えない成長振り。2回戦は川尻か石田が見たい。T-BLOODコンビも強豪ハンセンを乗り越えてこそこのトーナメントに出てきた意義があると感じる。
結局DREAMの遅すぎるルール発表ではグランド状態での踏みつけ・サッカーボールキックが禁止・4点ヒザOKになりました。戦極の踏みつけOK・サッカーボールキックなしってのもおかしなルールですが。1万人規模の会場でイベントを打てる2団体が共にグランドでのキックを禁止にしました。元々私は反対派だったんでこれはうれしい転換です。ヴァーリトゥードとMMAの何が違うか?といったらやっぱり「なんでもあり」と競技」ということですから、寝ている相手を踏みつけるということはいくらなんでも暴力的過ぎるだろうと。
それと「慣れてしまう」ことが凄く恐かったんですよね。危険な行為とわかっていてもルールで認められている以上は選手は使います。選手の技術レベル・洗練度が上がれば踏みつけやSKをより有効に戦略的に使えるようになる。そうなると危険とはわかっていても思わず見ていて興奮してしまう自分がいます。これは後から振り返ると恐い慣れだな、慣れてはいけないことだよなって感じてしまうんですよね。
私の踏みつけ・SKに関することでのワースト場面は2006年の初頭に行われた、DEEPのミドル級タイトルマッチ桜井隆多VS長南亮の1場面。試合自体ではなく試合開始前に入場してきた長南がシューズを履いて来た事に対して解説の熊久保氏が言った「これは踏みつけの強化を図ってきましたね〜」という言葉です。
日本以外の海外のMMA組織の多くがシューズの着用を禁止しています。両者イーブンの態勢を作る為に双方に有利・不利に働くものの着用を認めないわけです。日本は着用を認めているにも関わらず踏みつけを認めるという、選手の安全面をあまりにも無視するようなことをしているわけです。鋭いエッジの部分に逃げた相手の耳が引っかかったら簡単に引きちぎれてしまうんじゃないか?そういったことを関係者・マスコミは考えて問題提起しなかったのか?そんなマスコミの代表として解説に座る人間がサラっと靴で相手を踏むことを作戦のように、補助するように口にする。大丈夫か?この業界って感じました。熊久保さんを特に嫌いというわけでもないですが、これはかなりこの人の株を下げる失言だったと思います。
バイオレンスとエキサイティングはまったく違うものです。でもよりエキサイティングなものを求めるあまりバイオレンスに寄ろうとする動きは意外なほどあります。口うるさいと言われても警笛を鳴らす勇気・良心・そして誇りを持ってほしいと関係者・マス・そして選手と1部ファンにも求めたいと考えます。
5月3日(日) JCBホール
修斗世界ウェルター級王者決定戦
中蔵 隆志(STG大阪 同級世界1位・同級環太平洋王者)
天突 頑丈(ピュアブレッド大阪 同級世界2位) 遂にこの日が来ました。たぶんこの2人になるだろうと、この2人こそがふさわしいと思ってました。今や打投極最高の体現者・浪花の仕事人・中蔵。大宮の削岩機・ダイハード・天突。世界を名乗るにふさわしい闘いと魂を見せてきたシューター2人です。今年決まったどの団体のカードよりも決まって安心しました。絶対凄い試合になります!
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イベントとしての完成度は多くの方が様々なところで語っているように不十分、不慣れな感じがしました。オープニングがもたついて吉田のコール前にオープニングテーマが途切れてしまったり、煽り映像が長すぎだったり、サプライズを予告してたのになかったり(笑)
でも最初はこんなものだと思うし、「長えーな、も少し試合以外の部分を縮めてくれよ」とは思ったけど許容範囲だなと。次やったら改善されるだろうなという感じでした。正直想像していたより全然良かったですよ。もっとなんか主催者代表とかお偉いさんみたいなのがあいさつだなんだで表舞台にでてくるのかと思ってたので。やっぱりあんまり裏方さんが表出てくるのはどうも・・・。僕がPRIDEのあんまり好きじゃなかった部分はやたら裏方さんの顔が目に付くところでしたので。
PRIDEと比べてどうだとか、映像が・・・質が・・・スケールが・・・色々言われてるようですが、付加価値の部分をまるでメインのように語るのは不毛じゃないか?と。そんなに映像作りのうまさやイベントのスケールや進行のうまさが気になるなら、映画か上等な舞台でも見に行けよ、と。
なんつーか、側が立派なものしか見たくない贅沢病なんじゃないかと感じてしまいます。ファンがどう楽しもうと自由なのはわかりますが、旗揚げイベントなら見る側も余裕もって「楽しんでやろう」っていう気持ちがもう少しあってもいいんじゃないですかね?
5月6月に連続開催するようですがどんな選手が出てくるのかは気になります。たぶん昨日の試合のダメージで吉田と瀧本がちょっと間に合わないかもしれないから尚更。個人的には近藤見たいですね。あとできるなら三島。UFCとの契約はもうないと思うので。彼の格闘技人生最後の心残りともいえる五味との再戦。もう完全にその芽はなくなったと思ってたけど、今の戦極の層の薄さなら三島の最後の晴れ舞台を作ってくれるかもしれない。
そしてホジャーが総合ではどんな動きを見せるのか?急速な変化が見られる近代総合格闘技に再びグレイシーの名をとどろかすことのできる逸材なのか注目してます。
なかなか見所のある大会だったと思います。人気選手の顔見せ的なカードは多かったですが持ち味を見せた選手が多かった。MVPは五味かな。短時間だったけど存在感が抜けてました。ある意味TKOで勝ったのが五味の恐さを引き立てた感じ。ジョシュの闘いも面白かったです。余裕のある闘いぶりに不満の声もありますが個人的にはしっかり結果をだした上でああいった自分の引き出しを見せつけるのは全然アリかなと。敢闘賞は川村。膠着した試合だったけど寝技で技量差がある相手に最後まで集中して競り落としたのはキャリアを考えるとたいしたもの。欲を言えばもう少し決定的場面を作ってほしかったので打撃でいくなら極めてほしい。あの階級の日本人で後半強いというのは大きな武器です。
ジャッジ・レフェリングに関してはボトムロープがかなり低い位置にあるのでグランドで押し込まれるとかなりキツイ。ドントムーブもあまりとらないので金網の闘いに近い感じ。見づらさはありますが安易に動かさないのはいいんじゃないでしょうか。ただ意図的にロープ外にでようとしている選手がいたので注意はしたほうがいいと思いました。あとDEEPでも気になりましたがグローブ外れすぎ。大事な場面で流れが変わってしまうんで改良しないと。
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