石田VS宇野
正直今回茨城コンビが推薦枠に対する不満を宇野にぶつけるのは筋違いだと思う。細かいことはすでにオッティさんのブログにも書かせてもらったので略すが、選手は条件がいいオファーが来たら受けるのはしごく当然のこと。宇野は以前からそういったスタンスを公言してるしね。彼らが情熱を傾けこだわりの下参戦したDREAMというイベントはそういった非常識なことを平気でやる組織だということははじめから分かっていたことじゃないか?と。石田&川尻が不公平なトーナメント編成に異を唱えるのは選手として当然の行為、ただ矛先が違う。本当に不満なら「こういったことがまかり通るならもうDREAMにはでたくない!」くらいの気構えを見せてほしかった。
さてカードとしての石田VS宇野は大変魅力的。日本中量級きってのベテラントータルファイターとここ2年で一気に評価を上げてきた高速タックラーの対戦。 勢いでは石田が上。昨年末は総合無敗の強豪メレンデスに初黒星をつけ、GP1回戦でも膠着しつつ順当に勝ちあがった。対して宇野は昨年の試合で顎を骨折した為、半年ぶりの試合。準備期間も含め石田が有利だと思う。加えて宇野は全盛期は過ぎたと思う。強さの絶対値では今はピークをなんとかキープできてるかな?という感じ。ここ数年はトップ外国人選手にはことごとく敗北を喫しているし、流れは良くない。
しかし相性的には宇野有利に感じる。宇野は特出した武器はないがトータルで試合を組み立てられる。逆に石田はタックルという特出した武器でテイクダウンを奪ってから勝負という選手。外国勢相手にはどうしてもフィジカルの強さ・圧力で押され、前半の劣勢を挽回しきれないという試合が多くなった宇野だが、こと打撃に関しては恐さがない相手だけにクレバーな宇野には試合のプランが立てやすい感じがする。石田のタックルは驚異的だが宇野をテイクダウンパウンドだけでフルラウンド封じ込めるのは難しいのでは?テイクダウンは数回奪われるもののスイープで優位なポジションを奪いコツコツと宇野がポイントを奪う、またスタンドでも一撃の恐さはないものの距離をとった単打を積み重ねて宇野が判定で捌ききると予想します。 もちろん個人的には石田君に勝ってほしいし、1選手の強さとして考えたら石田>宇野だと思っている。格上と見られる相手には驚異的なスタミナを見せる石田君だけにメレやアウレリオ戦で見せたフルラウンドアタックを見せてほしい。最近宇野は以前のような後半の粘り強さがなくなってきただけにもしかしたら何もさせずに圧勝する可能性もある。できれば劣勢から逆転した冨樫戦で見せたハイキックのような意外性のある攻撃がひとつほしいところ。
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