まれーの書き留め
格闘技や趣味について、ただつらつらと・・・
DREAM3 感想3
 ハンセンVSアルバレス
やっぱりこの試合がベストバウト。壮絶でアグレッシブで文句のつけようのない激闘。しかも雑じゃない。お互いの武器が高度で破壊力抜群で「スゲー!スゲー!」連発でした。
 強い選手同士をぶつければ必ず名勝負になるわけではないが、強い者同士がぶつからなければ真の名勝負は生まれない。だから強豪同士は熱いうちにぶつける意味がある。正直どちらがここで消えても惜しいがこれだけ敗者の株が上がる試合も珍しい。もちろん勝者も。

 見ていて気になったのは、アルバレスの膝蹴り封じのうまさ。ハンセンが左の膝蹴りのモーションに入るたびしっかり間合いをとった。あれだけリスクを負った打撃戦をしていながら膝だけは徹底的に慎重に防ぎきった。ハンセンの武器の中で最も殺傷力が高いのがテンカオ(首相撲しない膝蹴り)。破壊力抜群だがやや予備動作が大きいこの技の特徴を完全に研究し、出させること自体を防いだアルバレス。破壊力・身体能力もさることながらこの冷静な実行力がより穴のなさを感じさせる。

 2Rに入ってからのハンセンの腕十字ムーヴも凄かった。打撃の攻防はほぼ互角だったが2度ダウンを奪われレスリング巧者のアルバレスに何度もテイクダウンを奪われ、1Rを取られたハンセンだったが、2Rに作戦をはっきり切り替えられたハンセン。これがよく僕らのブログ仲間内でもよく言っている「劣勢なら作戦を切り替えて勝負すべき」というところ。言うは易し、行うは難し。実践できて実際に流れを変えられるハンセンはやはり1流だ。

 残り数十秒で決まったアルバレスのハイキック。あれがなければ2Rの寝技支配率でハンセンにつけるジャッジがいてもおかしくなかったのでは?ハンセン敗北は残念だったけど凄い試合を見せてくれたから満足です。しかしアルバレス止められるかな〜。

 宇野VS石田
久々に「うまい」宇野ではなく「強い」宇野を見た気がする。石田君が負けたので細かく書く気がしないのだが(笑)まとめれば「速い・うまい・強い」という感じ(笑)。
 シャープで引きが速いロー中心に打撃でイニシアティブを握り、なによりあの高速タックルを捌いたっていうのが見事。入場時の顔が凄くカッコいい引き締まった顔だったが、復帰戦でもあり様々な要素が複雑に絡み合うこの場面でベストの精神状況を整えられる辺り大ベテランのキャリアのなせる業だと思う。
 石田君の打撃勝負は秘策だったと思う。粘り強い試合巧者の宇野相手にタックル1本で勝負するのは危険と判断したのではないでしょうか。正直あそこまで踏み込む石田君の打撃は宇野も予想してなかったと思うし、結果的には大きな効果はでなかったが、石田君史上ではもっともスタンドで相手に打撃を当てたと思う。僕はいい作戦だったと思うし、今回は結果に結びつかなかったがこのアイディアは買いたい。

 勝った宇野の「見たか!」と言わんばかりの咆哮。敗れた石田の号泣。この残酷なコントラストが格闘技の魅力だと思う。この試合も悔しいが勝った宇野を褒めるべきでしょう。
 そして試合後、宇野の手を掴んで離さない川尻。そしてその厳しい眼光。あんな顔ははじめて見た。「ブッ殺してやる」そんな目でだった。やるしかないだろ、これは。
【2008/05/14 00:08】 | DREAM | トラックバック(0) | コメント(3)
<<やっぱり川尻VS宇野にしてくれませんか? | ホーム | DREAM3 感想2>>
コメント
試合は観てないんですが・・・
ネットの記事では宇野選手シューズをはいて蹴りを使ってたようなんですが、これってどうなんでしょうか。ルール的には許されてるんでしょうから問題はないとは思いますが、タックルされた時の踏ん張る力とかシューズを履いているといないとでは大きく違ってくるように思えるし、石田君的には大きなハンディだったように思えるのですが・・・
僕はメジャーのことに関しては疎いんで、よろしければ宇野選手がシューズを履いて闘ったことに関してのまれーさんの意見が聞きたいのですが。
【2008/05/14 00:30】 URL | こんた #-[ 編集]

>こんたさん
 宇野はHERO’S参戦以降数年前からシューズ着用で闘ってますね。ルール上では「安全性が認められチェックを受けているシューズは着用OK]とルール説明でも放送されてます(私も気になって今回しっかり聞きました)。ただ修斗出身選手で認められてるとはいえシューズ履く選手ほぼいないですよね。KIDも最近は脱いでいます。UFCを主戦にしていた時期もある宇野が日本でしか認められない条項を受け入れていることに以前は違和感がありました。

 ただ「認められてるものはしょうがない」というのが正直なところです。宇野という選手は自分にとって意味があることや信念に基づいたことに関しては、ある意味恥も外聞も捨てるタフさがあります。だからHERO’Sに参戦してからテイクダウンの強い外国人の技術とパワーに対抗するひとつの手段としてシューズを履き始めたんじゃないか、と。足関のうまい選手もいなかったし。今回も強力なタックルの持ち主の石田君相手に絶対シューズ履いてくると思っていました。「使えるものは何でも使う」宇野の戦略のひとつと認識しました。
 ただし僕自身はMMAは裸足で裸でやるものだと思ってます。批判はしませんが肯定する気にもなれません。
【2008/05/14 13:13】 URL | まれー #-[ 編集]

すごく納得のいく答えをありがとうございました。
そうですか。ルール的には条件付でシューズ着用OKなんですね。
さすがにどんなシューズでもOKならブッチャーが履いてた「凶器シューズ」までOKになっちゃいますもんね(笑)。

僕としても宇野選手がシューズを履いて闘うことに関しては、ルールで認められているのなら全然OKだと思います。
ただシューズはトランクスなどと違ってはっきり闘う上で武器になりうるものですから、選手の強さを純粋に競うのならルール上はやっぱり同じ条件で闘えるよう統一すべきだと思いますね。
【2008/05/14 17:42】 URL | こんた #-[ 編集]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://marenokakitome.blog90.fc2.com/tb.php/172-ced90685
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
プロフィール

Author:まれー
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ