まれーの書き留め
格闘技や趣味について、ただつらつらと・・・
実は最近イチオシの選手がいます。
パンクラスISMの川村亮選手です!
kawamura1.jpg


 昨年末、CBの実力者ダニエル・アカーシオにまさかの大逆転KO勝ちを皮切りに、続く二ルソン・デ・カストロにも殊勲のドロー。先月はベテラン金原も壮絶な殴り合いを制しKO勝ちと快進撃が続きてます。

 なんというかドロ臭いんだけど華があるというか、「コイツは何か光るモノがある」感じがあって引き付けられるんですよね。
 
 日本人の重量級には珍しい厚みを持つ上半身。それでいて無理についてない感じのほどよい筋肉のつき具合がいい。プレッシャーを外国人相手にかけられるたくましさにヤラれてます(笑)。アカーシオとは1階級主戦場が違うという声もありますが、川村自身もナチュラルで90キロあるかないかという選手なんでほとんど体格差はなかったと考えた上で三崎や郷野でもグラつかせることができなかったアカーシオを1撃で葬った破壊力は期待させてくれます。

 正直、総合の選手としての完成度ではまだまだ全然だと思います。グランドで下になってしまうと容易にポジションを許してしまうし、寝技はグリーンボーイの域を出ていないでしょう。スタンドもまだ基本を忠実に守ってる感じでスピード、テクニック的に目を見張るものはない感じ。けっこうひどい言い方してるな、俺(笑)

 でもまだ8戦しかしていないキャリアでは当たり前のことだし、私的にはあまり気にしていません。彼の注目点は打たれ強さと回復力の速さ。アカーシオ戦ではディフェンスの甘さを突かれ、かなり有効なパンチをもらい何度もグラつかされながら、2Rに入っても1Rと同じ動きで前にでれるのは相当なタフさがあるからだと感じました。先にアカーシオがバテたくらいですからね。ギルバート・メレンデスに似てると思うんですがダウン級のパンチをもらっても直後すぐ動けるのは先天的に打たれ強くないとできないんじゃないでしょうか?「あのパンチで終わらないのか?」と懐疑的に感じたアカーシオのスキを川村の豪腕が貫いたように見えました。
 以前パンクラスに所属していた石井大輔選手を思い出させる頑丈さなんですよね。日本人はどうしてもパワー、体格で外国人トップに負けると思う。だから三崎や郷野といった選手はディフェンス面を重視して「もらわないこと」を前提に置いたスタイルで世界と闘っている。でももらっても耐えられる体があるなら自分が持つ1撃を信じて前に出れる、そんな選手がいたら面白いな・・・と感じていた私。川村選手にはそんな可能性があるんじゃないか?と期待してます。今のディフェンス力でトップどころとやり続ければ近い将来ブッ壊されてしまうので当然ディフェンス強化は必務ですけどね。
 
 修斗見てると新人クラスでも本当に完成度が高かったりします。バランスよくなんでもこなせる。「本当に新人かよ!」って驚かされます。ただ正直そのクラスの選手にそこまで求めてないんです。それ以上になんか粗いんだけどココが凄い!っていうの見させられるとゾクってくるんですよ。川尻がデビュー当時うまくはないんだけど次々と対戦相手ブッ壊しまくってた頃もそうだったし、ヒョードルもリングスデビュー当時、まだ総合の動きが全然出来てなくて不器用そうなのになんか素材だけで勝っちゃう姿なんかも「なんだ、コイツ?」って不思議な感覚に襲われました。川村選手にもなんかまだ全然なんだけど、下手そうなんだけど、この選手おかしい?っていう感覚を感じます(笑)
 
 最後におまけですが、川村選手はアメフト出身なんですよね。過剰なほど肉体の強靭さが最低条件とされる競技から転出したからあの頑丈さがあるわけです。外国人選手だとけっこう生まれながらの肉体の強さというのがあると思う。でもそうゆう面で恵まれてない日本人の特に重量級ではこういった他競技で培った下地も必要かな?と思い始めてます。
【2007/04/02 01:35】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
あ、
まれーさんが川村選手のことを書かれているのは、ちょっと嬉しかったです(笑)。
イノキさんのところでも彼の話をしていたんで。
『ゴング格闘技』でのインタビュー記事では、パンクラスに惹かれて、そのための身体づくりにレスリングを選ぶ人が多い中、「勘」でアメフトを選んで、それが今の時点ではありますが、うまいこといっているようですね。

[今のディフェンス力でTOPどころとやり続ければ近い将来ぶっ壊れる〜]
そうなんですよね。
試合自体は観たことないですけど、試合レポートとか読んだり、本人の話とか読んでいると、まっすぐガンガン真っ向勝負、肉体・精神全部でぶつかっていく試合スタイルで、それで打ち勝っていっているので、そこは「かっこいいな」と思いつつも、「そういうのでダメージが蓄積されていくのが怖いよなー。」、とも思ってました。
だから、アメフトで作り上げたデカくて速く動けて頑丈な身体に、ディフェンス技術が上がれば!と願っております。
【2007/04/02 18:22】 URL | まっくる #-[ 編集]

>それ以上になんか粗いんだけどココが凄い!っていうの見させられるとゾクってくるんですよ。

これ以上なくウィッキーに当てはまる!(笑)

アカーシオ戦は格闘技史上に残る大金星でしたね。勝てるわけねえって思ってました。

>まっくるさん
動画サイトに落ちてるから探してみては?
【2007/04/02 21:06】 URL | オッティ #-[ 編集]

>まっくるさん
 ダメージってやっぱり蓄積しますよね。以前は100のダメージで倒れていたのが、徐々に体が防衛反応速く出すようになって70、60でも倒れるようになるっていう話を聞いたことがあります。
 川村のタフさは武器ですが武器なだけに大事に生かしてほしい。その為には充分な試合間隔ともらわない試合はキッチリもらわないようにしないと。
>オッティさん
 この名前で呼ぶのははじめてかも(笑)
 私も「他に挙げるとすれば・・・あっ!ウィッキー!」って頭にでました(笑)あのクネクネと直感的なパンチはマネしてやったものじゃないですからね。容認してる川口さんも偉い。
【2007/04/03 00:39】 URL | まれー #-[ 編集]

>>まれーさん
ああ、『ゴング格闘技』で、それを読みましたよ。
川村選手、お話を聞いていると、格闘技術はこれからまだまだ洗練させていかないといけないみたいですね。
技術を知るっていう意味で、寝技やグラウンドでがっちり固めてくる強豪選手との試合を経験するのもありだと思います。
DEEPで石川選手の復帰戦の相手をつとめ、判定勝ちをおさめたデウソン・ヘレノ・ペジシュンボ選手や、長南選手を苦しめたホアン・ジュカオン・カルネイロ選手、そして、パウロ・フィリオ選手とか。


>>オッティさん
昨日、ちょっと探してみたんですが、まだ見つかりません。
また探してみます。
【2007/04/04 09:28】 URL | まっくる #-[ 編集]
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