今大会、内容がどうあれDSEには「猛省せよ!」という気持ちに変わりはない。カードの貧弱さ、シウバの出場問題、どちらも
「PRIDEっていうブランド名に頼れば何やっても許されると思うな!ということ。
服の1流ブランドだって粗悪な生地使ったり、デザインに手を抜いたら近い将来見捨てられる。ハッキリ言って今回は選手が主催者の予想をはるかに上回るパフォーマンスを見せてくれた。だからといって「結果よければすべてよし」ではない、ということだけは言っておきたいですね。
中尾VSドラゴ 中尾選手がスキなく完封。1R中盤テイクダウンに苦しんだせいかラストのテイクダウン後は「絶対ここで仕留める」という執着さを感じた。汚名返上してやるという気持ちが出てて良かったです。ヤノタク選手がにらみ合いの時お約束の抑える素振りみせても中尾選手の目の色がまったく変わらず厳しかったのがよかった。後がない男が本気になるといい目します!
ドラゴはノゲイラ門下に入ってけっこう経つわりには相変わらず寝技がザルですね。元々打撃系だからというよりは、やっぱり寝技にもセンスの差がでてくるんだな、て感じますね。ミルコもいくら寝技上達したっていってもノゲイラやシャオリンみたいに動けるはずはない。でも下になってもそういった強いグラップラーにもなかなかいいところ取らせないポイントや立つタイミングという必要な要素を理解してるから上達しているわけで。ゴン格でも一時注目されてた選手ですがちょっとハズレかな、と思っちゃいます。
ちなみにフィニッシュとなった袈裟固めは藤田がPRIDE(というか総合)初陣でハンス・ナイマンに極めた技。以前専門誌で「あの技は相手が寝技素人じゃなきゃ極まらない」といってたが、いくらなんでもある程度柔術の素養があるドラゴがやられるくらいだから、意外とレスリング系のパワーのある選手は「つかえる」技では?
バタービーンVSズール「やっぱりK−1から選手を引き抜くDSEのスタッフは目がいい」はここでも適用されるな、と(笑)
修斗ではバタービーン使えませんよね。まあ体重合う相手もいませんが、理念にあってないし需要もない(それ以前にライセンスもないが)。
でもPRIDEのようなビッグイベントにはこういった見に来た人をでてきただけで「オー!」といわせる選手というのはある程度需要がある。そうゆう意味でPRIDEだから生きる選手だなと思いますね。
今でもこそボクシング世界王者ですがニコライ・ワルーエフだって無名時代は日本含め色々な国で世界戦の前座でそういったイロモノカードとして扱われていたらしいですよ。
とはいってもけっこう型にハマれば頑張りますね、バタービーン。意外と好きです。
瀧本VSゼルク今日のベストバウト。遂に柔道衣を脱いだ瀧本の流れるようなグランドワークとゼルグの暴力的な打撃が好対照のコントラストを生み出した。
やっと「総合の瀧本」がその潜在能力を見せたように感じる。ムサシ戦も開始直後の動きは素晴らしかった。ただ腕ひしぎ逃げられた後が悪すぎたということで腹が立ったんだけど。
本当にスムーズに流れるような連携技術を見せてくれた。フィニッシュ前のオモプラッタから足取りに行くと見せかけるフェイントなんかも見事。不運なファールカップアタックも含めかなりドギツイ打撃もらって「終わったか?」と何度も思ったが今回は折れない心を見せてもらった。好きな選手ではないが今回は凄い!と素直に感じました。追い詰められてやっと本性がでたとも思う。
ゼルグもあの台風のようなラッシュは充分インパクトがあった。もう一発当たってれば終わっていたという場面が何度かあっただけに惜しい。ただし今日見る限り寝技はできなくはないがトップどころには捕まるよ、というレベルですね。83はけっこう寝業師多いし。
成長次第では面白い存在になりそうなので再来日望みます。
アイブルVS小路小路選手直前オファーとは思えないくらい見せ場作ってくれてよかったんだけどねー。でも本当にたいしたものだと思います。ただ私は足取りに行くよりは意地でもグランドでトップ譲らない選択の方がよかったと感じました。
フライVSトンプソンK−1系の大会でてる時より明らかにフライがイキイキして自分の試合ができてるように感じたのは私だけでしょうか?どう考えてもあっちで対戦した相手よりトンプソンのほうが強敵だと思うんだけど。まあ水が合うってやつでしょうか。
ただストップは遅すぎでしょう。両者が分かりやすい試合やってくれたおかげで盛り上がったので水差さないようにハッキリした形で止めようとしたんだろうけど、最後の方はフライが無防備でパンチもらっていたの多かったし危険だったよ。「目が生きてる」とか高田さんが言ってたけどそれも本当かわかんないでしょ。意識ははっきりしてても体がいうこと利かないことがあるから危ないわけで。ああゆう場面が見てて「必要以上のダメージもらってしまったな」と私は心配してしまう場面です。
続く