まれーの書き留め

格闘技や趣味について、ただつらつらと・・・

 
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東日本大地震についてその2

私達の町は約50年前にも大津波に襲われ大きな被害を受けています。子供の頃からその話は受け継がれ誰もが津波の恐ろしさを知っているつもりでした。でも私が見た水没した位置は過去の津波の際には全く被害がなかった地域です。そもそも過去の津波の教訓から私達の町は高い防波堤を築き、同じ規模の波なら充分に防げるといわれていたのに。あり得ない光景を見た私はとにかく自宅に向かうことしか考えられませんでした。裏道を駆使してなんとか辿り着いた我が家。最初の妻からのメールの通り我が家は無事でした。母、妻、息子が在宅していました。
全員ではないが家族の安否と無事な我が家を見て少しだけ私は落ち着けました。さっき見た光景が見間違いではないかというほどに自宅の周辺に変化はない。母も妻もよく状況が把握出来ていないという。

ただ二人とも先程までけたたましく鳴り響いていたサイレンや避難勧告がピタッと止まってしまって怖いほど静かだというのです。一息ついた私は自宅から1キロほど下ったところにある中学校に向かいました。ここは災害の際の避難場所になっています。この後の災害放送でも毎日のように映されています。
すれ違う人達の不安そうな顔。皆事態の全容がわかっていないからでしょう。中学校に向かう途中、職場の同僚の何人かに会いました。無事だったか、と手を強く握る先輩。皆逃げたのか?と聞くとわからない、逃げようと声をかけたが残った人もいるかもしれないと。不安が振り返す。とにかく知っている顔を見つける一心で中学校にかけ上がり校庭を見渡す。校庭には地震の避難をしたまま待機する子供達が並んでいました。近づくとコーチをしているテニス部の子達が僕の名を呼びました。町はどうなっているのか?自分の家は無事か?矢継ぎ早に質問されますが、とてもさっき見た光景をそのまま伝えられませんでした。まだよくわからないから先生達の指示を守りなさい、というのが精一杯でした。
そして町を見渡せる西側の高台から町を見下ろして愕然としました。何もかもがなくなっているのです。無惨な残骸と化した家々。暗い色の水に埋め尽くされた町。映画などで作成する廃墟とは一線を引く絶望さがそこにはありました。ここまで期間がたってこの時見た光景が一番衝撃が大きかった。大きすぎて写真を取ることすらできませんでした。

変わり果てた町を見てしまった私達は声もでずただ立ち尽くすだけでした。
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