これはハム・ソヒ戦で露呈した、直線的にドンドン詰めてくる相手に真っ直ぐ下がってしまい連打を受け続けてしまう、ことを指しているのだけどまともな指導者なら「一体何をやっている?」というくらい策がなかったように見えましたね。
ぶっちゃけ渡辺はカン違いをしていると思うんですよ。なまじ打撃出身なだけに試合開始早々から間合いもろくに取らずにいきなり前に詰めてくることを「打撃の基本も知らずに勢いだけでやっている」と解釈しているんじゃないですかね?だから試合前のコメントでは「勢いさえ止めれば問題ない相手」と語り試合後は「もっと打撃がやりたかったけど結局勢いで持っていかれた」などと敗因を分かっていないような発言をしているのでは?
渡辺のカンのよさというのは誰もが認めるところ。シャープな打撃がメインながら近年は短期間で組技でもベテラン・しなしさとこを圧倒するほどの対応力を見せた。だがなまじオフェンス力が充実している分、ディフェンス面がおざなりになっているのも事実だったのにここに向上の兆しがない。ソヒ・MIKUともども彼女らの積極的なプレッシャーを「勢い」と切り捨ててる時点で自分の苦手分野から目を背けようとしているように私は見えるんですよね。それならばなぜ単調なはずのワン・ツーを何度も何度ももらってしまうのか?単に圧力に弱い自分、それに向き合おうとしてないだけじゃないのかなー。グラップリングでの攻防は激しく攻守が入れ替わるものだっただけにここは残念でした。
発展途上ながらチーム一丸でMIKUの強化に努めるバーバリアンのメンツがいる限りMIKUはまだまだ伸びそう。久江は自分が致命的に足りない部分を認めてから再スタートしないとこれ以上の成長はないんじゃないか、と思います。
〇Barbaro44(2R TKO)×石川 真
再三劣勢に立ちながら逆転勝ちを収めたバルバロ。パンチスピードでは石川だったけどボディ含め色々なパンチを織り交ぜ全体のダメージを蓄積させたのが勝因かな?打たれ強い選手でもあるしね。
石川は相変わらずパワフルだし、今回は的確に相手の顔面捉えてとても久々の試合とは思えないほどだった。何度もグラつかせたしあと1歩だったと思う。ただ・・・
それでも結局相手を倒しきれないことに変わりないんですよね。あれだけのパワーがあって、的確に相手を捉えて数も充分なのになぜ「効かせられない」のか?一回テイクダウンパウンドに切り替えてみてくれないだろうか?結果が全然変わってくると思うんだけど・・・
〇今成正和(1R 腕ひしぎ十字固め)×キム・ジョンマン
ジョンマンの1発は少しビックリしたけど基本的には相変わらずのスピーディーな技の入り方。極めに持っていく際のスピードに関しては常人離れしたものを持っているね。本当に素晴らしい能力だと思う。ただ最近彼を「65キロ日本最強」という言葉を使う人(跳関十段とか)が増えたけどそれはどうだろう?正直リオンや日沖の完成度と比べたら危う過ぎる面が目立ってしょうがないと感じるのだけど。
〇横田一則(1R 腕ひしぎ十字固め)×ミノル・タバレス・ツチヤ
試合内容より体重超過で敵前逃亡したアンソニー・マクデビットに特大レッドカード!来日時で8キロオーバーがまず信じられないが、減量会場で監視されるのに耐えられないって帰ってしまうことに唖然。彼のせいで試合が組まれなかった人間がいることも含めてもう絶対に呼ばないでほしいし、他団体含めた出場停止のペナルティがほしいよね。逆に罰金だろうって。こうゆうときコミッショナーの存在がほしいよなー。