環太平洋ウェルター級タイトルマッチ・中蔵隆志(STG大阪/王者) vs 遠藤雄介(GOKITA/1位) 現在のウェルター級を支えてるのが中蔵、天突、遠藤、廣田と考えれば「もうこれしか残ってないな」という必然ともいえる好カード。環太平洋タイトル制定後、やっと防衛戦が行なわれることにほっとする。なにせこれまで返上→決定戦の連続だったから。立場的には世界王者決定戦にスライドしても当然といえる2人。共に世界を目指してるだけに来年早々にも行なわれるであろう世界王者決定戦に向けての最初の1枠を決める意味合いもあると思う。
王者・中蔵は打・投・極を体現できるトータルファイター、そして中でも近年打撃のレベルアップが著しい。遠藤はスタンドでの強力なパンチを中心に攻めるボクシング&レスリング型かと思うが極めもあなどれない、こちらもトータルで闘える選手。共にクレバーで打撃のディフェンス力が高いと共通点も多い。違うのは両者の年齢。ベテランで経験豊富な中蔵、若く肉体的にも強く勢いがある遠藤。
若手三羽烏の中でもセンスという点で多くの人が評価している遠藤。かつての五味を感じさせるそのファイトスタイルでまず「最初の」ベルトを手にするか?関西の職人王者・中蔵が廣田に続き若手の有望株を完封するか?ウェルター頂上決戦はもうすぐ!
環太平洋ライト級王者決定戦・戸井田カツヤ(慧舟會トイカツ道場/1位) vs. リオン武(STG横浜/2位) 前世界王者・リオンがあらためて環太平洋からステップアップを計るというのが面白い。トイカツは近年目覚しい活躍とは言いがたいが、不死身夜ら世界ランカー相手にしてもなかなかペースを握らせない、相手を嫌がらせるスタイルは健在。変則でねちっこい寝業師、相性的にリオン苦戦するんじゃないだろうか?と感じます。トイカツものらりくらりだけでは頂点は難しいのは前回の試合で分かっているでしょうから、1歩踏み込んだ攻めが見たいです。
◆出場決定選手
田村彰敏(総合格闘技津田沼道場/ライト級世界王者)
BJ(勝村道場/バンタム級世界王者) 田村は世界王者になって最初の試合。防衛期日には早いがおそらくタイトルマッチになると思う、そうあってほしい。となると第一候補は1位のカルヴァーリョだろう。前王者と1勝1敗の超優良ガイジンシューター。かなり似通ったスタイルなので、こうゆう対戦では「互角と思っていた部分に実は差があった」というのが見えたりする。初対戦だしぜひ見たいなー。
BJは希望として1階級上のフェザー級の選手、なかでもアメリカス王者で未知の強豪として知られるミゲール・トーレスを指名。BJは今年すでに防衛戦してるし、性格的に考えても来年早々にはタイトルマッチを行なうだろうから、私は今大会は本人の言うように好きにやらせてあげていいと思う。積極的に試合を行なう王者には発言権や希望をかなえてあげて当然だと思うしね。
ただしもしトーレスを日本に呼べるなら素直にフェザーの選手とやらせてくれよ、と思う。「いつになったらトーレス呼ぶの?」と不満もっていたファンは多いはずだから。あくまで本人がオファー受ける意思があるかが前提だがあるなら、時期挑戦者決定戦にだしてもおかしくない実績と期待がある。1階級下の王者のチャレンジマッチの相手にはBJに申し訳ないがもったいない。個人的にはバンタム級の菅原選手との試合が見たいんですけどね。